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リスの飼い方で知っておきたい7つの基礎知識

その1:リスの種類を知ろう

ペットショップで売られているリスは、大半が外来種です。
2005年6月より施行された外来生物法により、特定外来生物として規制対象となったリスは「トウブハイイロリス」「タイワンリス」
「キタリス」「タイリクモモンガ」です。
この4種類のリスをペットとして飼いたい場合は、環境省に飼育許可を申請し、許しを得なければなりません。

許可の有効期限は5年間で、その後更新も可能です。
また、個体数、ケージの写真など飼育状況についての報告書を毎年提出する必要があります。

 

その2:リスの生態を知ろう

リスはもともと、野生動物です。森林に暮らし、春は冬眠があけてから起きだし、夏は木の芽や虫を食べます。
秋は木の実を集めて冬眠の準備をし、冬は木の上の巣や土の中に掘った穴で冬眠するのです。
リスを飼う場合、こういった四季折々の本来の住環境を、できるだけ自然に近く再現してあげることが必要です。
餌を集めるために木を登ったり、ドングリを隠すために土を掘ります。

それには思いかげず大きな環境が必要になります。
ケージ内の住環境が悪いとリスにとってストレスとなり、異常行動や病気の原因となってしまいます。

 

その3:リスと感染症

リスはげっ歯類ですから、人を噛んだり引っかくことがあります。
咬むことによってその傷口から病原体が侵入し、リスから人へ感染する恐れがあるので、リスも感染症法による規制の対象となっています。
特に危険なのはペスト菌によって発症する病気で、リスを含むげっ歯類にもよく感染します。
ペストにかかったリスの血を吸ったノミを媒介にして人間にも感染します。

1926年以降、日本でのリスの感染例は報告されていませんが、アメリカでは1998年、
ペストにより輸出用のプレーリードッグが大量に死亡する事故が起こっています。

 

その4:リスのしつけ

リスのしつけ、特にトイレのしつけは出来ません。
リスは野生動物ですから、どこでもおしっこをします。
ケージの外に向かってオシッコをしてしまうリスもいます。
室内で飼う場合は、ケージのまわりにビニールシートを敷いて、
その上に新聞紙や大型犬用のペット用トイレシートを広げておいた方が良いでしょう。

犬や猫のように人間の言葉をある程度理解してくれませんから、いつまでたっても飼い主に馴れないリスもいるようです。

 

その5:リスの繁殖

まず、また、タイワンリス、トウブハイイロリス、キタリス、タイリクモモンガは特定外来生物ですので、繁殖は禁じられています。
リスは一回の出産で3~6匹の子リスが生まれます。
出産後、母リスは子育てに適した巣を求めて引っ越しをします。
ですから巣箱が複数必要になる上、それだけの巣箱を設置できる大きなケージが必要となってします。
それに対応できる大きな飼育ケージを用意する必要があります。

家族で世話が出来るかよく相談してから、リスを繁殖させるか検討して下さい。

 

その6:リスのえさ

普通、リスが一日に食べるえさの量は、およそ30グラムです。
ひまわりの種、果物、雑穀、野菜(葉物、イモ類など)、ペレットなどを、午前中のできるだけ早い時間に与えて下さい。
リスは昼行性で早朝から活動しますから、エサも午前中に必要です。
大きな食材はリスが手で持てるくらいの大きさにカットし、
果物などは餌入れに入れます。種子類などの固形物は、床に撒いてあげるとリスが喜んで探します。

リスはエサを隠す習性があるので、腐りやすいものはやめたほうが無難です。

 

その7:リスの冬眠

リスは冬眠するかしないかに個体差があります。
9月中旬以降になると、冬眠するリスは冬眠用の巣を探して冬眠の準備に入るので、飼い主側も用意して下さい。
10月中旬ごろ、リスの体が冷たくなって横たわったまま動かなくなっていたら、「死んだのかしら?」と、あわてずに様子を見てください。
よく見ると、お腹が動いて呼吸する様子が見られるはずです。

この頃にならないと、飼っているリスが冬眠をするのかしないのかが分からないので、飼い主はリスを飼った最初の年はこのことを覚えておきましょう。
いかがですか。リスは見かけによらず、飼う場合は大きな環境が必要な動物です。
可愛いからと子供にねだられ、安易な気持ちで飼うのは絶対にやめましょう。
また、犬や猫など、他に動物を飼っている場合、感染症予防のために接触させないほうが良いでしょう。
小さくてもリスは野生動物ですから、凶暴な態度を示す時もあります。

小さな子供には敵だと思って噛み付いて来る場合もあります。特に秋口の冬眠前は性格が凶暴になると言われています。
4、5月の繁殖期になると泣き声もうるさく、行動も活発になります。飼う場合はくれぐれも注意してください。

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