船舶免許の種類や難易度、合格率は? 独学でも可能なの?

プレジャーボートが操船できる最上級免許、それが一級船舶免許です。

嵐の大野くんが船舶免許を取得するために猛勉強中と話題になっていますね。

そんな一級船舶免許の魅力について紹介していきたいと思います。

一級船舶免許とは?

一級船舶免許は、正式には一級小型船舶操縦士免許といいます。

二級小型船舶操縦士は航行区域が岸から5海里(約9km)に制限されますが、一級は無制限となります。

乗れる船は総トン数20トン未満の船舶で満17歳9ヵ月より取得きます。

よくある質問で、級船舶免許と二級船舶免許で乗船可能な船の大きさが異なるというイメージを持たれる方も多くいらっしゃいます、船の大きさの制限は実は「一級船舶免許」も「二級船舶免許」も同じ大きさ(総トン数20トン未満で水上バイクを除く重量)なのです。

異なるのは操縦できる船ではなく、岸からの距離なのです。

主に離島までクルージングへ出かけたい、カジキやマグロをトローリングしてみたいという方にはこの一級小型船舶免許をおすすめします。

船舶免許の種類

免許は、操縦できる水面の範囲や船の種類によって 一級小型船舶操縦士、

二級小型船舶操縦士、特殊小型船舶操縦士に分かれています。

なお、小型船舶操縦士の免許については、国内法である「船舶職員及び小型船舶操縦者法」により定められているため、小型船舶免許については国際的な取り決めが無く、各国独自の免許制度になっており、免許制度そのものの存在がない場合もあります。

従って日本で取得した免許を海外で使用、又は海外で取得した免許を日本で使用することは基本的にできません。

(ヨットレース等で特例を認める場合があります。)

詳しくは、関係国の大使館等にお問い合わせください。

一級小型船舶操縦士

ボート免許のトップクラスです。

(ただし、水上オートバイは操縦できません。)

この免許を持っていれば、ヨットなどで世界一周も可能です。

操縦できる水面

無制限です。

操縦できるボートの大きさ

総トン数20トン未満のボート、または、用途がスポーツやレクリエーションに限定された長さ24メートル未満のボートです。

二級小型船舶操縦士

沿岸のレジャーに最適です。

(ただし、水上オートバイは操縦できません。)

沿岸や湖での釣り、あるいはウェイクボードのトーイングなど、陸から近い場所でボートを楽しむ方に適しています。

操縦できる水面

湖や川、湾などの陸岸にほぼ囲まれた水域(平水区域)や、海岸から5海里(約9キロメートル)までの海域です。

操縦できるボートの大きさ

総トン数20トン未満のボート、または、用途がスポーツやレクリエーションに限定された 長さ24メートル未満のボートです。

なお、年齢が18歳未満の方は操縦できるボートの大きさが5トン未満に限定されます。

(第二号限定)18歳に達すると、特に手続きは必要なくこの限定は解除され、次回免許証更新時には限定のない免許証が発行されます。

二級小型船舶操縦士(湖川)(第一号限定)

湖や川だけに限定された免許です。

(ただし、水上オートバイは操縦できません。)

小出力エンジンの船を利用し、湖や川を専門に釣りなど楽しむ方に適しています。

操縦できる水面

湖や川などの内水面と指定された一部の海域に限定されます。

操縦できるボートの大きさ

総トン数5トン未満で、かつエンジンの出力が15キロワット(約20馬力)未満の船です。

特殊小型船舶操縦士(水上オートバイ)

水上オートバイに乗るならこの資格です。

特殊は、水上オートバイ専用免許で、ボートは操縦できません。

逆に一級・二級を持っていても、特殊を持っていなければ水上オートバイは操縦できません。

ボートと水上オートバイの関係は、自動車と自動二輪車に例えると理解しやすいでしょう。

操縦できる水面

水上オートバイという船そのものの航行できる区域です。

(湖岸や海岸から2海里:約3.7キロメートル)

操縦できるボート

水上オートバイ(水上オートバイの定義あり)

受験・免許取得資格

①年齢
免許の種類 受験資格 免許取得資格
一級小型船舶操縦士 17歳9か月から 18歳以上
二級小型船舶操縦士 15歳9か月から 16歳以上
二級小型船舶操縦士(湖川) 15歳9か月から 16歳以上
特殊小型船舶操縦士(水上オートバイ) 15歳9か月から 16歳以上

※二級免許について年齢が18歳未満の方は、操縦できるボートの大きさが5トン未満に限定されます。

18歳に達すると、特に手続きは必要なくこの限定は解除され、次回免許証更新時には限定のない免許証が発行されます。

身体検査合格基準

検査項目 基準
視力 両眼とも0.5以上(矯正可)。一眼の視力が0.5未満の場合は、他眼の視力が0.5以上であり、かつ、視野が左右150度以上であること。
色覚 夜間において船舶の灯火の色を識別できること。(灯火の色が識別できない場合は、日出から日没までの間において航路標識の彩色を識別できれば、航行する時間帯が限定された免許が取得できます。)
聴力 5m以上の距離で話声語(普通の大きさの声音)の弁別ができること。(補聴器可)
疾病及び身体機能の障害 軽症で小型船舶操縦者の業務に支障をきたさないと認められること。

免許のステップアップについて

小型船舶免許をお持ちの方が上級の免許を取得する場合は、受験科目の免除を受けることができます。

現在お持ちの免許証が失効していても、その資格に対しての科目免除が受けられます。

取得する免許 お持ちの免許 試験科目(試験時間 ※複数科目を受験する場合は各科目時間の合計)
操縦者の心得及び
遵守事項
(15分)
※二級(湖川)は10分
交通の方法
(20分)
※二級(湖川)は8分、
特殊は15分
運航
(35分)
※二級(湖川)は12分、
特殊は20分
上級運航 I
(50分)
上級運航II
(20分)
一級 二級 免除 免除 免除
特殊、又は
二級1マイル限定
免除
二級 特殊、又は
二級1マイル限定
免除
二級(湖川) 特殊 免除 免除
特殊 一級、又は二級 免除 免除
  • 注1:二級(湖川)をお持ちの方の免除科目はありません。
  • 注2:海技士(航海)をお持ちの方の免除科目は、「交通の方法」「運航(特殊の「運航」は除く。)」 「上級運航Ⅰ」となります。
  • 注3:海技士(機関)をお持ちの方の免除科目は、「上級運航II」となります。
  • ※例えば、海技士(航海)・海技士(機関)・旧四級小型船舶操縦士の3種の資格をお持ちの方が一級 を受験する場合は、身体検査のみとなります。

特定操縦免許について

旅客船や遊漁船など人を運送する小型船舶の船長を目指す方は、「特定操縦免許」が別に必要となります。

特定操縦免許を取得するには、海難発生時における措置・救命設備の取扱等に関する 「小型旅客安全講習」を受講する必要があります。

※ 平成15年5月31日以前に免許を取得された場合は、特定操縦免許も取得済みとなっています。

※ 海技士免許をお持ちの方は、受講の必要はありませんが、特定操縦免許申請を行ってください。
    ただし、1級小型又は2級小型免許を受有している又は取得しようとしている方に限ります。

  • ※取得をご希望の方は、下記団体へお問い合わせください。
  • (一財)日本船舶職員養成協会
  • (一財)尾道海技学院
  • (一社)広島海技学院
  • (一財)関門海技協会

一級船舶 難易度と合格率

難易度

一言でいえば、勉強すれば難しくないが、勉強なしでは絶対無理です。

ポイントは「勉強すれば難しくない」というところです。

まず1級船舶免許の試験内容は、

・50問が二級船舶の問題。 
   ※33問以上正解で合格

・14問が一級(上級科目)となっています。
   ※10問以上正解で合格

合格率

学科合格率  ➡ 約90%
実技合格率  ➡ 約98%

合格率は高めです。

しかし、1級は学ぶことが多く内容も難しい為、

かなり難易度の高い船舶免許と考えたほうがよさそうです。

一級船舶 独学

学科は1ヶ月くらいの期間の勉強で合格できるようです。

しかし、実技はスクールの講習を受けたほうが良さそうです。

船のハンドルは厄介ですし、エンジン部分の点検もあるので

独学ではなかなか厳しいです。

一級船舶 芸能人

木村拓哉、石原良純、天野ひろゆき、筧利夫さんなどがもたれているようです。