ハンターによって命を奪われた母親象…息を引き取るその時までそばに寄り添っていた赤ちゃん象に涙。。。。

2013年、ケニアにて。

1頭のメスの象がハンターによって命を奪われました。

ハンターによって放たれた銃弾はこのメス象の足に

深い傷を負わせ、その傷が原因で動くことができず、

そのまま死に至りました。

倒れたメス象に寄り添う赤ちゃん象

出典:www.thedodo.com

この写真が撮影されたのは4年前、2013年でした。

倒れたメス象に鼻を擦り寄せているのは生後18ヶ月の赤ちゃん象。

このメス象の子どもです。

この写真が撮られたとき、このメス象、

つまり母親象はすでに息を引き取っていました。
 
ここに至るまでの経緯を説明します。
 
ある日、母親象はハンターの放った銃弾により

足を撃ち抜かれ骨を粉砕。かなりの重傷を負いました。

その傷を負っている状態でケニアの野生生物局に

発見され医療チームにより手当が施されました。

しかし、その傷は医療チームの想像以上に

深いものだったのです。
 
手当をしたものの、その傷は奥深くでは母親象の体を痛めつけ、

ついには歩くことすらできなくしたのです…

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動けなくなった母親象は食料を口にすることもできず、

水を飲むこともできず… 

そうなると当然我が子にミルクを与えることも、

それどころか栄養失調でそのミルクを作ることさえもできません。
 
赤ちゃん象もお腹を空かして辛かったでしょう。

しかし、それ以上に母親象から離れたくなかったようで、

母親象が息を引き取るその瞬間まで、赤ちゃん象は母親象の体に

鼻や頭をすり寄せずっとそばにいました。

もしかしたら命が尽きたことを分かっていなかったのかもしれません。

赤ちゃん象を施設に

再びこの象の親子に出会った医療チームは本当に辛かったそうです。

手当をしたのに、救うことができなかったのですから…

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しかし医療チームは、今度はこの赤ちゃん象を救わねばなりません。

赤ちゃん象は母親象の元を離れたがらなかったのですが、

このままでは飢え死にするのも時間の問題です。

「ゾンゴロニ」と名付けられた赤ちゃん象は、

自分と同じように家族を失い孤児になった

象のいる施設に入ることになりました。

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あれから4年、現在のゾンゴロニは

あの母親の死に触れた日から4年。

現在のゾンゴロニは施設の環境にも慣れ、

他の孤児象たちと触れ合い、心を開くようになりました。

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野生に戻るための準備期間に入っており、

施設のスタッフのサポートを受けながら、

野生の象たちとも触れ合っています。
 
ゾンゴロニは今、朝に与えてもらうミルクと野生に出て

泥で遊ぶことが一番の楽しみなのだそう。

野生に帰ると、ミルクはなくなってしまいますが、

野生での遊びに楽しさを見つけることができたのは大きな一歩です。
 
ハンターのせいで突然訪れた最愛の母親との別れ。

その悲しみを乗り越え、ゾンゴロニは今また野生に帰ろうとしています。